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企画が考えたアイデア、プログラマーが組んだプログラム、機構設計が作った役物。それらが一体となって遊技機として動き出すには、電気の力が必要です。玉を打ち出すのも、リールを回転させるのも、役物を動かすのも、すべて電気的な処理を行う電子回路基板によってコントロールされています。回路設計グループの役割は、企画や機構設計の方がやりたいと思ったアイデアを、基板を通して実現することと言えるでしょう。仕事はおもに、基板の設計と、動作確認などの評価に分けられます。
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多いものでは、1機種に数十枚の基板が使われています。私が入社1年目に初めて設計を担当したのは、LEDを光らせるための単純な基板でした。その単純な1枚を作るにも、設計、レビュー、審査、配線業者や基板業者への発注、確認など、社内外の多くの人がたいへんな手間と時間をかけなければいけないということを学びました。一人で行うのではなく、そうやってさまざまな人と一緒にモノ作りできることは、私にとっての仕事のやりがいにもなっています。
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設計したものが正常に動くかどうかを確認する評価の仕事も、ひとつのモノ作りです。評価するためのソフトウェアを作ったり、オシロスコープで波形をとったりしながら、入念な確認を行っています。こうした仕事で心がけていることは、わからないことを放っておかないことです。本やネット、先輩に聞くなどしてとことん調べるようにしています。「こうやりなさい」と指示されたことだけを、理解もせずに実行するのはただの作業であり、クリエイティブな仕事ではないですからね。
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技術者としての私に足りていないものは、知識の量だと思っています。周りの先輩の知識量は半端じゃありません。早く先輩たちのような知識を身につけ、CPUを搭載した制御基板を任せてもらえるようになりたいです。私の専門はハードの開発ですが、ソフトの知識も身につけて、ハード・ソフトの両方を設計できる技術者になることが目標ですね。最近はホールへ打ちに行っても、いろいろな機種を技術者の目線で見るようになりました。見るだけ見たら、あとは楽しんで打ってますが(笑)。